中央本線で名古屋から東京へ帰宅
あけましておめでとうございます。
名古屋伊勢の旅3日目。
去年のうちに記事にしようと思ってたら年が明けてました。
去年の夏休みの出来事なのに、今更記事にするってところに自分の惰性、怠慢を感じずにはいられない。
まあ、とにかく書きます。
熱田神宮参拝を終え名古屋に向かう。
で名古屋駅。
京都や大阪と比較してJR名古屋はずいぶんこじんまりとしている。
これが中央口らしい。
わかりずらい。
新幹線乗り場はすぐにわかったけど、普通線乗り場は駅ビルに溶け込みすぎてた。
行きは東海道線を使った。
東海道線の方が圧倒的に早い。
というか新幹線がベストだ。
それか夜行バス。
(今回18切符を利用しての貧乏旅なので。)
自分はあえて中央本線を利用して東京に向かう。
以前から気になってたのだ。
あと天邪鬼なので行きと帰りが違うのが好きなのだ。
ネットで調べると詳細が出てきます。
電車好きな人は試してみるといいんじゃないでしょうか。
名古屋から中央線に乗り多治見までいく。
日本屈指の熱帯都市多治見。
やっぱ暑かったね。
盆地だからか。
風景的には適度に緑とか山とかあっていい感じでしたよ。
車内では本読んだり酒飲んだりして過ごしました。
乗り継いで中津川へ。
多治見で乗り継ぎの電車がくるまで多少待ったけど、それでも中津川に比べればはるかにマシだった。
時刻表を確認。
特急と普通線が交互にくるみたい。
ただし1時間ごとに。
1時間に1本のペースで。
田舎じゃ珍しくないけどね。
テンションが下がる。
とにかく自分が乗る電車の時刻を確認する。
中津川。
恵那山とか恵那峡とかが名所らしい。
次の電車までの待ち時間は、およそ1時間半。
酒をあおり、カラムーチョをつまんで時間をつぶした。
この暑い中、散策する気にはなれなかった。
冷房の効いた待合室でじっとしているのが一番だ。
ようやく電車がやってくる。
ディーゼル車らしい。
2両編成でどこか山岳電車を連想させる。
一応中央線らしいけどね。
地図でどこを走っているのか調べたけど、えらいところ走ってるんだ。
まさに木曽の谷間をつたい走る。
車窓はこんな感じ。
ひたすら山山山。
木々が生いしげり、車窓に迫ってくる。
えらいど田舎を走っていることを痛感する。
逆の車窓からは木曽川が見えた。
進行方向左の車窓の方がいい景色が拝める。
中津川を出た際はいい天気だと思ったんだけどね。
雲行きが怪しくなり、そしてゲリラ豪雨が襲う。
山岳地帯なので天気は急変する。
登山客や観光・レジャー目的をのぞいて、こういう駅ってどんな人たちが利用するのだろう?
中津川ー塩尻間は長かった。
飽きちゃったね。
最初こそ山やら川やらをみて、おー田舎田舎と感心したけど。
ずっと山だとさすがに飽きる。
東京に帰りたくなった。
東京に帰っている途中だけど。
塩尻であずさに乗りたくなった。
塩尻に到着し、あずさで帰ることが可能かネットで調べてみる。
あずさで帰りたいのなら別にチケットを購入する必要があるらしい。
特急券だけじゃなくて、普通乗車券も必要だ。
金がないので普通線で帰る。
茅野行きの電車に乗る。
で、ここが茅野駅。
高原地帯のためいくらか涼しい。
塩尻でも茅野でも乗り継ぎの電車を待ったけど、30分くらいで電車が来た。
中津川の1時間半に比べればたいして苦にはならない。
茅野から塩山行きの列車に乗る。
車窓から山が見える。
中津川ー塩尻間の山とはまた違う。
でかくて黒い山が見える。
甲斐駒ケ岳だろうか?
威圧感がすごい。
ほかに北岳なんかも見えるらしい。
もう一方の車窓からは八ヶ岳が見える。
何度もあずさに追い抜かれてようやく塩山に到着。
途中駅であずさの通過を待つのはとても苦痛だった。
この隣の駅はぶどう狩りで有名な勝沼ぶどう郷だ。
ひどい雨の中、乗り継ぎの電車を待つ。
しばらく待った後、立川行きの電車がやってきた。
以前にも乗ったことがあるからわかるんだけど、高尾から先は風景が一変する。
あずさの通過待ちを何度か繰り返してやっと高尾に到着。
ホッとした。
高尾で東京行きに乗る。
外はもう真っ暗。
9時過ぎに名古屋駅を出発して、現在の時刻は7時過ぎ。
中津川での待ち合わせと、度重なるあずさの通過がきつかったね。
疲れた。
40キロ走るのとはまた違った疲れが襲ってくる。
クタクタになった。
そんな自分に追い打ちをかける出来事がおきる。
車内に闖入者が。
でかい虫、アブだろうか?
小心な自分は落ち着かなくなり、結局高円寺で降りた。
高円寺で飯を食い再び中央線に乗る。
東京まで行かなかったけど、まあ御茶ノ水も立派な東京だし。
無事目的の東京までたどり着いた。
12時間くらいかかった。
半日。
半日です。
電車が好きな人にはいいと思うけど、東京ー名古屋は新幹線か夜行バスを利用するのがいいね。
疲れました。