歳をとる
椿三十郎、もうすぐ四十郎ですが。
僕が大好きな椿三十郎の台詞。
いよいよ来年40歳になる。
何年か前はすごく嫌だったけど、今はどうでもいい。
どうしようもないことだし、受け入れるしかない。
考えても無駄ですしね。
歳とっていいこともある。
昔ほど悩まなくなった。
神経質でガラスのハートはわたくしは、些細なことで傷ついてしまう。
相変わらず神経質で傷ついてるけど、以前ほど深刻じゃない。
あと自己主張しなくなった。
あるがままを受け入れるようになった。
自分の作品とか、昔は誰よりも目立ちたいって感じで、自分より高評価な作品やら人に対して妬んでたこともあったけど、今はほぼないな。
作品もより簡素でアカデミックかつ普遍的なものがいいと思うようになったし。
あと、わたくし頭やら顔が馬鹿でかいのですが、それも昔ほどは気にならなくなった。
まぁ、病気とかすごく気になるけどね。
頻尿なんで膀胱癌にならないかな、とか。
やっぱ怖いですよ病気は。
仕方ないことなんだけど。
それでも歳とって恐怖心が少し緩和してきた。
んー、歳をとるのも悪くないね。
いや、一番いいのはこの歳でストップして自然死することだけど。
…やっぱ歳とりたくないな。