南房総ラン
南房総ラン。
前から実行したいと思ってました。
青春18切符を利用して鴨川へ。
ここから千倉まで走ります。
つげ作品でもこの辺りを題材にしたものがありますね。
そして、僕が敬愛するかずみんもまた南房総の出身。
そう、走るべくして走るわけです。
いい雰囲気ですね。
ビーチ・ボーイズを彷彿とさせますよね。
僕にはまったく無縁ですけど。
鴨川の海。
サーファーも散見されます。
これ8月下旬の話。
ずっとブログにアップしようと思ってましたが、放置しておりました。
ここで準備運動をする。
潮風が心地いい。
準備が整ったところでいよいよ出発。
この時は心地よかった潮風は、この後少なからぬ障害になりました。
南房総に行った方ならわかると思いますが、砂浜から少し内陸に進むとだいたい高台です。
とくに太平洋側は。
鴨川からしばらくアップダウンが続く。
これ一応海岸沿いを走ってるんですよ。
我慢のランが続きます。
ていうか基本我慢のランだったような。
東京湾沿いを走ったことはありましたが、こういった黒潮感あふれる場所を走ったのは初めて。
心地いい。
まだ全然余力あるしね。
潮風を体に浴びながら走り続ける。
潮騒が聞こえる…
と言いたいところですが、音楽を聴きながら走ってました。
Beach Boysです。
もちろん。
何箇所かこういうトンネルに出くわした。
トンネルがかなり苦手なので、正直通りたくなかった。
ばけトンかもしれないし。
ばけトンだったらやばいし。
走りに走ってようやく海岸沿いらしい海岸沿いを走る。
わざわざ自撮りしました。
実はこれが初自撮り
いままで自撮りというものを否定してきましたが、撮りましたよ、ええ。
わざわざ自撮り棒買って。
これもそいつにスマホセットして撮りました。
バーストで。
イケてるでしょ?
本当にトンネル多くてね。
怖い怖い言いながらこんな写真を撮る。
ばけトンかもしれないのに。
海近い。
潮の香りでむせそう。
鴨川長かったな。
ずっと鴨川だったわ。
いつになったら南房総市に入るんだろうって思いながら走ってた。
ぶつぶつ文句いいながら?走ってると…
ついに南房総市に入る。
かずみんヲタの聖地南房総。
ここからがきつかった。
単純に疲れてきたのと、とにかく空気が乾燥していて喉がカラカラになる。
そして潮風に運ばれてきた砂粒が痛い。
本当に痛い。
海沿いを走りたくて走ってるのに、モチベが大幅に下がる。
また自撮り。
変な自主撮影してる連中がきたので、逃げた。
シーサイドラインをひたすら走り、いよいよフラワーラインに入る。
もうすぐ目的地の千倉だ。
僕が大好きな千倉。
海沿いに住みたいとは思わないが、千倉ならいいかな。
それくらい千倉はいい。
寿司屋。
もしかしてかずみんが出演した番組に登場したあの寿司屋かな?
とか思って撮った。
かなり加工しているけど、この写真を習い事の次回作品にしようと思って。
なんかいいなと思ったんだ。直感がね。
もう間も無く目的地の千倉瀬戸浜海水浴場だ。
ふたたび海が現れる。
海のそばを走っていたけど、しばらくご無沙汰だった。
やっぱ海はいいね。
心が落ち着く。
ついに瀬戸浜海水浴場に到着。
ランタスティックによると走行距離23キロ。
走行中、飲んだペットボトルは6本くらい。
飲み過ぎ。
太平洋側ゆえか波は荒め。
海水浴場だけどあまり海水浴に適しているとは言い難い。
そう言いつつしっかり海に入って汗を流した。
金も時間もないので、海がシャワーがわりだ。
砂の女を連想させるような砂紋。
1/8マイクロ㍉の世界。
そしてその砂は僕の体やら持ち物の隅々に潜り込み、最高に不快にさせてくれた。
帰りの電車で砂が気になって落ち着かない。
砂と乾いた風と夏の日差しは最後まで僕を苦しめた。
砂浜でしばしのんびり過ごし、そして帰る。
千倉の駅に向かう。
砂が本当に気になって仕方ない。
ちょっとモダンな千倉駅。
何度か来てるのでとくに感想なし。
空気は乾燥、疲れて干からびた僕は感想なし。
マジで田舎ですよ。
電車本数少なすぎる。
知ってたけど。
関東で、しかも東京からそう遠くないのに。
まあ、それも千倉の魅力なのかな。
サンセット。
いい雰囲気です。
行きは外房線。
帰りは内房線。
富浦だか岩井だか忘れたけど、車窓から趣のある雲が見えた。
そういやかずみんってこの辺の出身だったか。
疲れたけどいいランができて全体的に満足しました。
でも、もういいかな?
砂がな〜。
砂ね。
やっかいだわ砂。